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日本残酷死刑史

先日、元イラク大統領サダム・フセイン氏が絞首刑に処せられました。死刑執行時の模様を盗撮した映像が流出し、大変な問題になりました。

さて、それと関係ありませんが、「日本残酷死刑史―生埋め・火あぶり・磔・獄門・絞首刑 (日文新書) 」(森川哲郎著、平沢武彦編)を読みました。怖いもの見たさから、ついつい購入したのです。生埋め、火あぶり、磔、獄門、絞首刑、のこぎり引き、串刺し・・・。恐ろしいです。

でもこの本の主題はけっして猟奇変態ではありません。この本の著者と編者は実の親子で、ともに「平沢貞通氏を救う会」の活動をしていました。なぜ息子の武彦氏が平沢姓かというと、平沢貞進死刑囚の養子として入籍したからです。また森川氏の父は終戦直後に中国で死刑にされているのです。著者らはこの本で死刑の実態を描くことにより死刑制度の問題を告発しているのです。

ところで戦国時代の死刑がどうして残酷かご存知ですか。戦に明け暮れていると、刀や槍で突き殺しても日常茶飯事ですから全然刑にならないのだそうです(汗)。


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