最後に八海山に登ったのは、たしか20年前、まだ大学の教室にいた頃です。夏、ひとりで縦走をしました。
コースは、
1日目、荒沢岳中ノ岳間の稜線は、当時登山道はなく、踏み跡やクマザサのヤブ漕ぎです。当初の計画では途中で幕営するつもりでしたが、一気に踏破しました。健脚の私でも結構きつかったです。
2日目、稜線マラソンは快適でした。
3日目、八海山は元来修験道の山で、八ツ峰 (地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、 摩利支天岳、剣ヶ峰、大日岳)からなり修行場となっています。ここは奇岩と鎖場が連続で、私は幕営装備を背負っていたので、ちょっとだけですが緊張しました。
下山した大和町大崎は、大崎菜という菜が有名です。雪の中で清水で育てる菜です。
(地図はこちら。)
今は本格的な山歩きもしなくなりましたが、八海山を呑むと魚沼の山々を想い出します。
ところで、八海山ですが、おいしいですよ。昔は法外な値段がつきましたが、今は2000円程度で買えます。地酒ブームが去り、焼酎ブームになった影響らしいです。