石臼とムカゴ、アピオス

先日、年始の挨拶のため家内の実家にお邪魔しました。暖冬なので雪のない雪国でした。庭先で石臼発見、苔が生え始めているので、既に退役しているようです。

十数年前までソバを栽培して自家消費していたと聞いていましたので、これで粉をひいたのかな・・・。最近まで納屋にあった、郷土資料館に置いてあるような木製手動のソバ脱穀機は解体焼却処分したとのことです。なんとなく、惜しい気がします。

お土産に、サツマイモ、サトイモ、ナガイモ、パセリ、ブルーベリー、米等、農産物をたくさんいただきました。嫁をもらうなら農家に限ります。

写真はムカゴそっくりですが、ムカゴではありません。アピオスという北米原産の芋で、これもお土産です。通常の芋よりもカルシウムやたんぱく質が豊富な健康食品です。

ムカゴは茎になりますが、アピオスは長い根（あるいは地下茎？）に連続してなります。芋づる式という言葉がありますが、アピオスの場合、根が切れないように掘るのが難しいとのことです。さらに土を洗い落とすのも大変で、まず網袋に入れて川に放り込んでおくそうです。

大きさは3〜5cmくらいでした。茹でるとちょうどいい肴になります。一度お試しください。