秋は山の幸が採れます。写真はクルミです。
実はこのクルミは山ではなく海で集めました。時期も春です。海岸をジョギングしたりウォーキングした際に拾います。
これらは、昨秋実った山のクルミが川に流されて日本海に流出し、それが浜に打ち上げられたものなのです。新潟の海岸なら、どこでもたくさん漂着しています。
写真は、春に拾った分の食べ残しです。冬を前に、いよいよ最後のクルミ割りをしました。
このクルミは、結構堅い。おつまみコーナーなんかに売っているクルミは殻からきれいに摘出できますが、このクルミは絶対あんな風には取れません。種類が違うようです。
方法です。まず、炒る。すると、少し割れ目が出来る、そこに包丁を入れてトンカチで叩く。ようやく割れる。中身を釘でほじくり出す。こんな感じです。
味は、おつまみコーナーのクルミとは比較になりません。是非お試し下さい。
写真は今回回収したクルミの中身です。これだけのために2時間半かかりました。まさにスローフード、ロハスです(涙)。
一仕事成し遂げて感慨にふけっていると、息子と娘が2階から降りてきて、造作なくむしゃむしゃ食べ始めました。「お父さん、美味しいね。」だって・・・(汗)。
あっという間に30分相当のクルミが・・・。「親の苦労、子知らず」とはよく言ったものです(涙)。
残りは、菊ナマス、クルミクッキー、おひたしに使いました。まだ残っています。もうしばらく、楽しめそうです。来春もいっぱい拾おうっと!