ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

【越後七不思議】八珍柿(2)

八珍柿昨日の続きです。

写真は昨日お話した八珍柿です。何の変哲もない平べったいタイプの柿です。

水平に切断すると、種がないことがわかります(下の写真)。本来種があるべき場所は若干色調が異なっており、ゼリー状です。多分突然変異の不妊症株なんだと思います。

八珍柿色素沈着が欠如していることでわかるように、渋柿です。

焼酎で渋抜きして食用に供します。甘くて美味しいです。最近は、二酸化炭素を発生するマッチ箱大のパッケージが発売されています。これで焼酎の代わりに渋抜きをすることができます。

また、干し柿もあります。種がないので食べやすいです。八珍柿の干し柿ばかり食べていると、たまに八珍柿以外の干し柿を食べた際、種の存在は想定外となっているので、堅い種と遭遇して思わず驚くことになります(笑)。

ところで種がないのに、どうやって木を殖やすのでしょうか。農家のお嫁さんに尋ねてみました。お嫁さんは、「私は農作業をしなくてもいいという約束で嫁に来たのに、剪定や収穫作業をさせられる。柿なんか見たくもない」とのことでした。彼女は柿の木の殖やし方を知らないようです。憶測ですが、剪定して不要になった枝を挿し木にして苗を作成するのかもしれません。


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