先日、市内の日航ホテルで、ウェルシュ菌による食中毒が発生しまました。肉料理等を作り置きにした際に起こりやすいとのことです。ウェルシュ菌は、同じクロストリジウムのボツリヌス菌と異なり致死的ではありませんが、気をつけたいものです。
さて、豆アジが釣れると、身は人間様がいただき、ハラワタは猫君のエサとなります。しかし量が多いと猫君も食べ切れない。そして腐敗します。
腐敗したハラワタは悪臭を発しますが、時に何ともいえない食欲を誘う香りがすることもあります。どこかで嗅いだことのあるような、あの香り・・・。そうです、イカの塩辛です。
ということで、豆アジのハラワタの塩辛を作ったりします。アジ君はシラスやアミエビを食します。これが胃袋の消化酵素で醗酵すると、どうやら塩辛化することがあるようです。
作り方は簡単です。豆アジのハラワタをビンに集め、塩を加えてかき混ぜるだけです。あとは冷蔵庫内で醗酵させます。
注意点がひとつあります。半径1000m以内、見渡す範囲にコマセをまいている釣り人がいないことを確認すること。コマセ入りの塩辛はいただけません。モノによっては防腐剤が入っているかもしれません。
写真はご飯に載せた塩辛です。お味の方は、イカの塩辛ほどではありませんが、そこそこです。
家族は、「そんなもの食べて、よく死なないわね」と不思議そうにしています。したがって、猫君も含めて私以外は誰も食べません(涙)。
皆さんは決して真似をしないでください。もっとも、こんなもの、どなたも食べたいとは思わないでしょうね(笑)。