月岡温泉大宮沢堤(平成17年12月4日)池干し
12月4日午前10時〜午後2時半、月岡温泉大宮沢堤、晴。 午前10時、集合時間定刻に到着したところ、水はあらかた抜かれており、すでに捕獲したブラックバスを並べて首実検が行なわれていました。抜け駆けの功名とは卑怯なり。私は押っ取り刀ならぬ押っ取り網で泥に飛び込みました。朝早くから活動していた釣友曰く、「ブラックバスがゴツゴツ足に当たって、面白かった」。 せっかく参陣した以上、手柄を立てたいので、泥の中を這い回り、一生懸命拾い首した次第です。 戦果
写真1はコクチバスの成魚、写真2はオオクチバスの成魚です。コクチバスがいたのには驚きました。そのほか、幼魚もたくさん捕獲されました。私の見た範囲ではコクチバスの当歳魚はいませんでしたので、コクチバスは今年密放流されたものかもしれません。 昼には公民館で地元の方々の温かいおもてなしを受けました。コシヒカリのお握り、豚汁、フナの洗い、酒・・・。特に、堤で取れたフナの洗いは最高でした。 当日、驚いたことに琵琶湖博物館の中井克樹博士がいらっしゃっていました。ブラックバスの話題はもちろんのこと、ホタルやカワニナ、琵琶湖の魚たちのことなど、とても興味深いお話をうかがうことが出来ました。
初冬の1日
写真3をご覧下さい。ススキの中を流れる沢と月岡温泉、五頭連峰の山並み。解散後、私はひとりで出湯温泉に行き、お寺の脇にある共同浴場で泥と汗をさっぱり洗い流しました(入湯料150円)。 この日、ボランティア活動に参加したうえに美味しいフナの洗いを賞味し、素朴な温泉につかることも出来ました。この季節にしては珍しい快晴にも恵まれ、有意義な一日であったと心から満足した次第です。
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