ブラックバス釣りに挑戦

なぜ、ブラックバス釣り

「害魚」「密放流」「マナーの悪いバサー」「生物多様性の敵」「環境テロ」「生態系破壊」「悪徳業界の商業主義」等、良識ある市民が眉をひそめる外来魚ブラックバス。ブラックバス釣り人口がどんどん減り、バス釣りタックルの売上も減少、中古市場も低迷しているなか、今頃ブラックバスを始めるのは、はっきり言って間抜けな話です。そこで、なぜ、ブラックバス釣りなのか、皆様に説明いたします。

私は新潟市に住んでいます。ここではスズキやイナダ、クロダイやメバル、アジやカマス等、釣りの対象魚に困ることがありません。したがって、私は今までブラックバス釣りには無関心でした。

私の釣りのおもなフィールド、海岸を地図で見ると単なる「線」でしかありません。ところがブラックバス釣りのフィールドは県内全域の川、野池、湖、ダム湖、潟等、「面」の広がりを持っています。これだけの広大なフィールドをバス釣りファン(バサーと呼ばれている)だけに独占させておくのは明らかにもったいないです。

ブラックバスはゲームフィッシュとして人気の対象魚です。バサーは釣ってもリリースしますから、魚影は常に豊富です。結構簡単に釣れる上に、海で言えばクロダイクラスの引きが容易に楽しめます。

以上のことから、遅れ馳せながら私もバサーの仲間入りをすることに決めた次第です。

ブラックバス釣りのススメ

早朝クロダイやスズキ釣りに行ってボウズを食らったとします。せっかくの休日なのに疲労感が残っただけ・・・。こんな時は迷わず帰宅前にブラックバス釣りに変更して下さい。

竿も仕掛けも一緒です。エサとして釣具屋で生きエビを200円分調達して下さい。クロダイに比べれば、ブラックバス釣りは簡単です。明日への活力を充電できるはずです。

なぜ、エサ釣り

今でこそ私はルアーフィッシングばかりやっています。しかし以前は、結構エサ釣りもやっていました。イワナ、ヤマメ、イナダ、スズキ、ソイ、メバル等すべてエサ釣りが先行していました。したがって、私にはエサ釣りに対する偏見や嫌悪感がありません。

また、ブラックバス用ルアータックルを揃えるにはお金がかかります。各地でブラックバス駆除が盛んになっている折、新規に資本を投入したのに、バス釣りが禁止になったりバスが駆除されたら、タックルは単なる宝の持ち腐れです。本当に間抜けな話になってしまいます。でも、エサ釣りの道具なら手持ちのもので十分対応できます。

ブラックバス拡散と業界の関連が噂されています。すなわち、ブラックバスタックル市場を拡大するために小売店やメーカーがバスを密放流したのではないかという噂です。加えて、業界は自民党族議員を利用して、ブラックバス拡散を防止する法律(特定外来生物被害防止法)を骨抜きにしようとしています。私としては、こういった悪しき体質の業界を潤すようなことは極力避けたいというのが正直な心境です。したがって、バス用ルアーはなるべく購入しないつもりです。

ボウズ連発もいやです。休日の早朝、スズキのルアーフィッシングでボウズ、午後からブラックバスもボウズでは、くたびれます。

そんなことから、まずエサ釣りと考えたわけです。

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